片山セミナーガイダンス
片山セミナーにようこそ!
昭和56年9月(1981)、スリーエムホテル(奈良県)と大磯アカデミーハウス(神奈川県)で、歯科医師数名の要請により開いた「片山先生に臨床を開く会」が最初でした。
関東と関西でそれぞれ春と秋に、15年間休むことなく続き、開催場所は大磯(第13回から箱根)と京都(関西セミナーハウス 第1回のみ奈良)でした。
年を経て一般に片山セミナーと呼ばれる形に発展したのです。30回に及ぶ「片山セミナー」の参加要項は、希望者が誰でも参加できる、いわゆる公募ではなく、必ず紹介者が必要という限定されたものでした。
それにもかかわらず、全国から延べ5.000名もの参加者が集いました。何度も参加した方も大勢います。1回のセミナーが延べ4日間、しかも前回のセミナービデオを見て、評価・検討・修正し、次回のセミナーに備えるという作業を繰り返していましたが、大きな負担を強いるものでした。
平成8年(1996)11月、アカデミーハウスが閉鎖されるのを機に、セミナーの幕は閉じました。
しかし、受講希望者が途絶えることがなかったため、かつてのセミナービデオを編集し、片山先生不在のビデオセミナーを数回開催してきました。
そして今般ホームページをリニューアルするにあたり、片山先生の臨床・医哲学・想いを、少しでも多くの方に知っていただきたいという理事会の要望で、セミナービデオを一般公開するすることになりました。私たちは、皆様の健康、また歯科医療の更なる発展を心から願っています。
歯科医療関係のみなさん、とりわけ歯科衛生士のみなさんへ
この第26回セミナーは20年程前のビデオで、症例はおおよそ半世紀前からのものです。(第26回セミナー当時 片山84歳)
片山は、歯科疾患こそ生活習慣病であると看破し、警鐘を鳴らし、全身の健康こそが歯科医療の目的だと訴えていました。
歯科衛生士のみなさん、歯科においてプラーク・コントロールは基本ですが、患者さんの健康を獲得するには、それだけでは不十分なのです。ぜひ、この片山セミナーにご参加ください。
第26回セミナーを、No.1〜No.24 に分割して掲載しています。
映像の容量が大きいことに加え、サーバーが込み合っているときには、ダウンロードにかなりの時間がかかります。ビデオの画像は鮮明とは言えません。
「開業歯科医の想いⅡ ー片山恒夫セミナー・スライド写真集ー」を手元に置いてご覧になることをお勧めします。セミナーダイジェスト
食生活と身体の退化
多様な臨床経過より